JL828 大連>成田 ビジネスクラス搭乗記2012年08月11日

8月11日土曜日、大連から成田まで戻ってきました。インターコンチネンタル大連を1030にチェックアウト。成田到着は17:15でした。一晩寝て、明日は台北に行きます。


朝は中国時間の7時半に起きます。インターコンチネンタル大連2103号室の外の景色はこんな感じです。

7Fで朝食ビュフェーをとります。ウエイターさんで、私より頭一つ分違う女性が働いていました。おそらく満州人でしょう。満州人は、とにかく長身。

隣の席にいいですか?と中国語で聞かれた(おそらく)ので、没問題(メイウェンティー)と言わなければならないのに、とっさに広東語で「モウマンタイ!」と言ってしまった。

大連空港へ。ここから日本へ戻ります。ビジネスクラスなので、誰も並んでいません。WEBチェックインのときは、5A(左の窓側最後列)で指定していたのですが、2日前に確認したら5Bに誰か座っています。これはまずい!と思い5K(右の窓側最後列)に指定。チェックインしたら、今度は5Aになっています。5Aだと5Bがブロックされます、と言われたのでOKと言いました。隣4席は、母親とINFANT3名になっていました。なるほど。

空港規模は小さい(仙台空港よりちょっと大きいくらいかな?)ので、すぐに入国審査が終わり、セキュリティーゾーンの中へ。おみやげ屋では、日本語で話しかけられます。ただし黙っていたら、リーベンレン/チョングォレンと聞こえたので、「日本人で~す(笑)!」。店員さんが「反応無いから~」と言っていました。

ラウンジは、JALとかで分かれていなくて一つだけ。私は11:20頃に入ったのですが、まだがらがら。ただし12:00過ぎたら、満席に。ほとんどがビジネスマンです。私も今回の両便ともスーツ姿なので、違和感ないですが、ジーンズだとちょっと違和感あり。チンタオビール、飲み放題。私は1本だけ自重。Cクラスミールが間近に迫っているので、何も食べません。ただし、周囲の男性ビジネスマンたちは食欲旺盛で、ビールと一緒にカップ麺をすすっていました。

12:30からボーディング。もちろん優先搭乗でした。機体は767-300ERで機体番号はJA608J。この機体にもはじめて乗ります。クルーは、で東京成田までは2時間半。ドアクローズは12:50。ただし、プッシュバックしたのは13:29頃。

キャプテンからのアナウンスが一度あり、「出発準備はすべて整っているのですが、管制から出発許可が下りていません」とのこと。おそらく、日本機なのでいじめられているのでしょう。

1時間近く、とじこめられ、RWY10から13:47にテイクオフ。精油所のタンク、炭田らしいところを通過し、洋上にでたところでベルトサインオフ。サービスが始まります。ビジネスクラスでは、名前で呼ばれます。「あきちばさん、本日はご搭乗ありがとうございました」。

搭乗前にコンタクトレンズが、裏側に入ってしまったので、CAさんに「鏡貸してください!」と言ったら、「私物ですけど」と言って、でっかいのを貸してくれました。5Aからはこんなところです。右側はブロックしてくれました。プラットアンドホイットニーのCFエンジン(P&Wは指摘があり間違えです::ゼネラルエレクトリックでした・・・昔のJTエンジンと間違えました)が優しく動きます。

Cクラスミールのサービス。やや遅いかな?本日は洋食にしました。CAさんに「CクラスミールもYクラスミールも成田から搭載していますよね?」と尋ねたら「そうです」との回答。

大連からは黄海上に出て、インチョン、からまっすぐ新潟ボルタックを目指すようです。ちょっと手前の長岡あたりで、南東にヘディング。そのまま会津若松あたりを通り、洋上ぎりぎりまで出て手賀沼からアプローチします。

大連>成田のCクラスミール。肉のソテー、パプリカとインゲン添え。パン。エビ、フルーツ、シーザーサラダ、卵スープ。卵スープは、調味料がきちんと溶けていました。

赤ワインをチョイス。ブランドは往路の白と同じ、LOUIS MAXというもの。JALさんは以前、軽量化を図るため、ペットボトルのワインにしていたのですが、また回帰したのでしょうか。それともCクラスだけなのでしょうか。サントリー傘下のハーゲンダーツはなかなかおいしいですネ。融け具合もなかなか。

竹島のやや北側を通過。日本国の主権が隣国に侵されても、私の隣には韓国人が朝食をとっていました。

佐渡島の最南端部を横切って、長岡へ。本日のクルーメンバーは、PICウアマグチ、セカンドオフィサーがマサオカ、専任CAツツイとのアナウンス。

JALさんの767-300ERのシートはやや古いものです。私だと、横がこんなにあきます。

会津若松上空?北関東では、雷雲が発生。効果中に揺れます。ベルトサインが出ますが、ビトウィーンコンディションになったら、機長さんがきちんとベルトサインをオフにして、トイレにいける準備を整えてくださいました。

太平洋の海岸ギリ。ちょうどこのあたりで、エレクトロニック・デバイス使用禁止とのアナウンスがあり、カメラは終わり。

16Lの短い方に、17:08に到着。ドアオープン後に自分が座っていた5Aの写真です。搭載新聞は、英文では、THE DAILY YOMIURIとWALL STREET JOURNAL ASIAで、THE JAPAN TIMESはありません。

入国はすごい並びます。外国人かな?と思ったら全部日本人です。在外邦人が夏休みで一時帰国するのでしょう。17:34頃に外に出て、すぐにリムジンバスのカウンターへ駆け込みます。17:45の新宿行きに乗れるとのことで3000円払います。本当は吉祥寺まで行きたいのですが、18:30までありません。

乗車率7割くらい。道路もまあまあで、成田空港1タミでお客を乗せたのが18:00、新宿到着が19:20でしたので早いほうだと思います。

おもしろかったのは、リムジンバスが新宿の京王百貨店前に到着したら目の前にタクシーがいたことです。商魂たくましい!

朝はビュフェーで、昼はおそらく2000kcalくらいあるCミールを食べたので、夜は富士そばで我慢しました。ヨドバシカメラでA4の紙を買って帰ります。使ったおかね、25000。1900元だけでした。半日徒歩ガイド200元、タクシー代そのほか90元、旅順観光800元、夜ごはん12元×2日、インターネット98元×2、ビール代30元×2、おみやげ台300元。これでもまだ残りがあります。