大特1種試験不合格、新聞工場見学、冷麺つくり2011年08月09日

今朝は6km離れた府中運転免許試験場まで自転車で25分こぎます。大型特殊1種の試験を受けに行きました。午前中は8人受験者がいて、私は5人目。普通1種とりたての私より少し下の女性がいて、驚きました。結局私は不合格でしたが、コースは完走できました。運転台から下りたら「おもしろい!、生きててよかった~」とひとこと言ってしまいました。


府中の試験車両は、先日乗った日立建機のホイルローダーよりも大きい、コマツのWA-100-5です。バケットの動作が日立建機のとちょっと違いました。あと、イグニッションが想像つかないところにありました。警視庁試験官さんからは、「安全確認がダメ、戻しのときのふらつきがあるとのこと。ただ、それをクリアしていけばよいですよ」とのこと。

今日の受験者はみなおもしろい人ばかりで、すぐに仲良くなりました。なんと皆さんけん引、それもけん引二種をもっていらっしゃって、こういうチャレンジャーな人たちって世の中にいるんだな~と関心しました。一発で受けに行ったのは、16年ぶりくらいです。

震災復興で、このホイルローダーが活躍している姿をよく見ます。受験者のお一人と話しをしてて、「あれ軽々しく運転しているけど、こうやっていざ運転するとなると難しいよね~」と、私と同じこと意見でした。バケットの操作が入るととにかく簡単じゃないです。



すぐにママチャリで自宅へ戻って、今度は車に乗り換え、同じ試験場をまたもう一度通過して、府中にある読売新聞府中工場へ見学へ。うちのノアは運転するの簡単ですが、CVTでエンジンブレーキがきつめにきくのと、エンジンの振動が流体のAT車とは違って、大特車両に似ていておもしろいです。府中工場では、大田区内にある東急系の学童クラブの小学生50人くらい、そして一般のご家族5家族くらいと一緒にまわります。

学童クラブの引率者は全部で4名。ネットで調べたら、体育大学、美術大学を出られてそれぞれ中高の教員免許をもっておられる方で、統率のしかたが非常に上手でこれまた「すごいな~」と関心。読売新聞のかたもお話がうまい!仕事柄ついそういうのを見てしまいますね。

夕刊の印刷開始が13:45~ということ、府中工場では長野県南信地域の印刷もおこなっていることなどを知りました。インクが安定するまで何百枚も印字ロスがあるようです。そう考えると、職場にある印刷機の精度は逆にいうと高いですね。明日の読売新聞の見学者欄に、私の名前が載ります。



この関戸橋近辺に来るのは8年くらいぶりです。以前は郵便の多摩集中局を見学させてもらったことがあります。次に訪問したのは、府中郷土の森博物館です。15:20に入ったら、なんとあと10分後からプラネタリウムの上映がある、とのことで急ぎます。プラネタリウムは仕事で今から2年前に入った以来です。プラネタリウムに入るのは人生で10回目くらいでしょうか。個人的には好きです。その多くは、仙台市立科学館にあるものです。

後半は、JAXAの「はやぶさ」の映画ですが、CGを駆使したもので見応えがあります。はやぶさが自分で考えてイトカワでもがいているところで思わず涙しそうになりますが、周りに小学生や中学生がたくさんいるので、泣けません。。。よくできたプラネタリウムでした。上映終了後、3歳くらいの男の子に、腕つかまれました。「あれ?どうして私の腕つかんだの??」ってきいたら「・・・・」とのこと。どうも近くに縄文人の蝋人形があって、あれと間違えたようです。展示物はさわっちゃいけないんだよ!!



次に昨日に続いて東京学芸大に用事があり、また立ち寄ります。武蔵境で買い物して、今日は私が冷麺をつくりました。リンゴの切り方でかかった・・・。

【今日の受験メモです】 2011年7月29日金曜日 府中へ行きました。お金払って、お目めの検査などをして、来週あたり乗れるのかな?と思ったら、なんと試験は8月9日火曜日とのこと。大特は火曜と木曜しかやっておらず、そういう意味では面倒な試験です。その9日が来ました。朝自転車で行ってみます。朝の受験なので、少し早めの7時55分頃到着。家からは車でもチャリでも25分で行けます。

8時半集合で、一番奥のプラットフォームから出ます。大型二種の女性、普通二種のタクシー会社から派遣された方など強者揃いが技能検定室にそろっています。真ん中には、仮免検定などの方々で、おそらく失効した人、隣には帰化したと思われる中華系のおじさんがいました。

さて、ひととり説明を受けた後、前に呼ばれ、受験票が渡され何番目の受験なのかがわかり、順番に並び座ります。

私は8人中3番目だったと思います。早速、大特2種!を取られているかたたちに仲間に入れてもらい、あれこれ談義をします。道楽っぽいかたもいて「ここに(道楽で)来る人はみんなバカだから・・・」と言って苦笑していました。

さて、コマツのWA-100。これは大きいです。ステップが3段くらいあって、私の身長よりも明らかに運転台が高いです。ドアも堅くて頑丈。おまけに180度開きます。乗ったら椅子が3つあって、真ん中に座ります。それで、「今日はじめて乗ります」と試験官に宣言、バケット動作などを教えてもらいます。もう忘れません。バケットは角度調整だけが日立建機のと異なりますが、感覚などは一緒です。

椅子を調整。私は163cmで53kgしかないヴィッツ/ヤリスみたいなサイズなので、いっちばん前にします。ダンパーが結構きくので、私の体重では上下動がありふわふわします。ミラーを合わせて待ちます。その間、左にいる試験官は、前の人にアドバイスをしています。アドバイスが終わると、、受験票をください、と言われ、渡します。コンタクトはしていますか?と聞かれ「ハイ」と言うと、それでは出発準備をしてください、と言われます。

イグニッション(へんなところにあります。セキュリティー上あえて書きません。)をひねります。ディーゼルなので、グローを意識して、ONの状態で一呼吸置いて、セルを回します。そのほうが、一応ディーゼル乗ったことあります、というアピールになります。ブルンといって4000CCのエンジンがうなり、エギゾーストから黒煙が上がります。

一応サイド引っ張ってあるか、確認して、ブレーキ踏みながらイグニッションひねったほうがいいですね。もしバックとかに入っていると、ひねる前にバック警報がなります。

エンジンかかったら、バケット操作です。赤いロック棒を上に持って行き、ロックリリース。手前側にゆっくりひっぱりバケットを50cm挙げます。あまり挙げすぎると走行が安定しないそうです。上がったら左に倒して、爪が見えるまでバケット角度を調整します。そのときもゆっくりゆっくりコントロールします。爪は限界部分があります。そこまで持って行くと「ガン!」っていう音が聞こえて、試験の印象はあまりよくないでしょう。 ロックを下げるのを忘れずに。

さて、おもむろに出発してみます。今回はFに入れるの忘れて、なかなか走りません。出発点までWA-100を持って行きます。やはり左折の感覚が難しいですが、バケットの端と縁石を重ね、顔を動かさないで念のためミラーで距離を保ちます。ブレーキはかなり強めで、感覚としては普通車のエンブレ1速という感じ。この日はちょっとふらつきましたが、Bコースを完走。

赤の点滅信号で右折。第一通行帯に入り、すぐに安全確認をして、第二通行帯に入り右折準備に入ります。ここで、「ハイ!しっかり出してください」と言われます。右折後、バケットの位置を見ながら左右の感覚を調整し、左合図で左折、すぐに右合図で右折して、ギャラリーさんたちがいる待合室からの視線を感じつつ、ウインカーを左にあげ、スムースに寄せていきます。マンホールのところと前輪を合わせると停止線にちょうどになるヨ、という情報を聞き、すぐに実行。ウインカーをとめ、サイドを引き、Nに。バケットのロックレバーをはずし、右にスティックを倒し爪の上部が地面と平行になるまで持って行きます。できたら、前にゆっくり倒し地面と接触させます。そのときに、地面にゴンと音をさせずにくっつけるのがワザだと思います。かすかに音がして、前輪がちょっとだけ浮きます。そしたらOK。ロックをして、エンジン機って切って、椅子をゆっくり引いて、ブレーキから足をはずします。試験官は、「じゃあ、おりて、こちらへまわってください」といいます。下りるときは、後方からまわります。試験で前からの人がいますが、後ろからのほうがよいはずです。

試験官さんからのアドバイス。「ふらつき直せるといいですね、、右折の時寄りすぎていて、あれだと後輪でライン踏んでいます。左折の距離は2回くらいちょっと離れていましたが、だいたいOK、これでコース全部です」とのこと。結果として不合格でした。

この後、受験者のみなさんとあれこれ話して楽しかったです。チームっぽいまとまりがありました。おもしろいですよね、誰が受かっても損しない試験って。だからみんなで教え合いました。今日いらっしゃった人は、大型二種、けん引二種持ち、そして女性で普通免許取り立てフォーク運転経験ありという方がいらっしゃって、とってもおもしろかったです。スゴイ!と驚きました。

コメント

_ ワダ ― 2011年08月10日 09時18分39秒

普通1種とりたてで大特の受験をしに行って、あきちばさんを驚かせた女です。
昨日は色々教えて頂いて、ありがとうございました!
上江橋モータースクールに練習に行くか悩みながら、
でも明日の実技試験の予約がとれたら、練習なしで受けに行ってしまいそうです。

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