胃カメラ技術と昭和天皇崩御の日2007年08月29日

 定期健康診断でバリウムを飲む胃検診を行ないました。そうしたら、再検査が必要とのこと。一瞬、もうダメかと思い、暗い顔をして帰宅。主治医に相談したところ、胃カメラを飲んでみないとわからない、とのことで飲んでみました。「異常かも」、と診断されたところは結果として、胃のひだひだがたまたま重なっているところ。バリウムののりが悪かっただけのようで、一安心しました。本当にほっとしました。

 さて、胃カメラですが、昭和64年の1月7日すなわち昭和天皇崩御の日で、昭和最後の日に飲んだことがあり、今回で2回目となります。その日、東芝病院に到着し、病院のテレビを見たら昭和天皇の写真と、暗いアルビノーニのアダージョがずっと流れていたことを思い出します。

当時は受験のために胃がおかしくなったようです。胃カメラはオリンパス製のぶっといので、苦しみながら、嘔吐を繰り返しながら飲んだのを今でもはっきり覚えています。東芝病院で最近、個人情報の流出があったとの報道をみましたが、私のも漏れたのでしょうか。

 胃カメラを飲む前日、早めに食事をとるようにとのことを言われました。胃カメラ入れて食べ物のこっていたら、ドクターに悪いですし。朝は水も飲みませんでした。水は200CCまで許されていて、計量コップで飲もうかと思いまし
たが、昔の運動部のように根性を試すために、一切朝飲みませんでした。

 指定の10分前に病院に到着したら、もうドクターとナースが待っていました。処置室に入り、まず甘いシロップのようなものを飲ませられます。ジュ
ースです、といわれましたがおそらく潤滑剤か食道の表面麻酔剤だと思われます。

 つぎに、鼻のとおり、どちらが通じているかを指定しました。私はどちらかというと右の鼻が通じやすいので右でと言って、ドクターが再確認しました
。まずはゲル状の表面麻酔剤を注射器で注入。この際、唾液などがあればはき出してOKです、と言われたそのとき、そのゲル状の表面麻酔剤が舌根か喉チンコに触れて、なんとゲッと嘔吐してしまいました。特に何もはきませんでしたが。ただ、この嘔吐するときは、前に胃カメラ呑んだときもそうですが何故か涙目になります。

 そしたら、7cmくらいの長さのパイプを鼻につめたまま待ちます。これで準備終了。ドクターが「それははじめます」と言って、カメラのファイバーを持ち出しました。その時、コンプレッサーのスイッチが入り、何故か熱帯魚センターのような「ブクブク、ブー」という音がしました。なんでだろう?

 ここで驚いたのが、胃カメラ、結構φがあるのです。ドクターに聞いたら、ここ何年かでまた細くなるでしょうが、あまり細くなりすぎると、取り回しが聞かなくなるとのこと。そうこうしている間に胃の中にカメラが入りました。最終的には十二指腸もこの目で見ました。自分の体内、はじめて見ましたが結構美しかったです。たばこも吸っていませんので。

 何で、何も呑んでいないのに、胃の中に水があるのか、と思ったらそれは胃液だとのこと。胃液があるとカメラが見えなくなるので、さきに言ったコンプレッサーで吸引します。また逆に空気を入れることもでき、胃を何度か膨らませました。結局多めにカメラで写真をとっていただき、精査しましたが、悪いところはありませんでした。

 無事、診断が終わり、胃カメラが抜かれました。鼻から入れたので、鼻かんだら鼻血が出るかと思いましたが、一切出ませんでした。18年前は、検査終了後、風邪をひいたときと同じくらい喉が痛くなりましたが、今回はほんのちょっとだけですみました。職場に行くまで、唾液を嚥下するとなぜかホールズを食べたときのように、冷たさが感じられました。検査終了後、麻酔でラリることがあります、ということでしたが、すぐ会社に行って仕事をしました。

 胃カメラはフジノン製でした。

 何も悪くなかったので、結果はオーライだったので多くを語れます。私は2度目なので、過去の胃検診の苦しみからずいぶん解放されたのではないかと考えています。胃カメラを飲む予定のある方、その心配を取り除くためにここに記載しました。

 昭和最後の日に、胃カメラを飲んだのは全国に何人いるんでしょうか。

 写真は私の胃です。

モンゴル旅行記UP モンゴルのジェット機の数2007年08月29日

朝青龍の報道を見ました。先日、藤原正彦著「国家の品格」を見て、日本はやはりマスコミ主導の世の中だ、ということを改めて認識しました。ちょっとバッシングが強すぎるような気もしないでもないです。

さて、本日はミアットモンゴル航空がテレビで写っていました。通常水曜日の便はボーイングの737-800で運用するのですが、本日はA310。おそらく推測ですがシップチェンジがあったものと思われます。A310は必ずテクニカルランディングでソウルの仁川に立ち寄るのですが、本日に限り直行扱いになっています。

(記事修正:上記は春の時刻表を見て書いたもので、夏ダイヤは月水金
全てA310で、ICN経由ではなく直行になっていました。訂正します)

モンゴルは、国にジェット機が2機しかありません。そのシップチェンジをさせたとすれば、バッシングしたほうが迷惑をかけたことになります。そういう意見、いかがでしょうか。

(記事修正:上記も同様でシップチェンジはありませんでした。)

さて、ウランバートル市内が写っていました。3週間前に滞在したときの記録を載せました。モンゴル人には鬱病の人がいない、というのもうなずけます。

http://tokyoctrl.hp.infoseek.co.jp/tabi/07uln/07uln1.htm
 
 ↑ モンゴル¥ウランバートルの今月の様子です。

 注目されていて、なんだかうれしいです。バッシングを受けている朝青龍、ちょっと応援したいです。マナーは悪いけれど、精神力はかなり強いし、集中力も相当にあるはずです。

 写真はスフバートル広場@ウランバートルです