国内の最高気温記録更新について(ちなみに最低気温は?)2007年08月16日

暑いのに、クーラーをつけないでがんばっています。私の好きな季節は夏。夏を楽しんでいるからです。家内が帰宅するとまたクーラーをつけないといけないので、そういう意味では寂しいです。今はランニングを着て短パンをはいているので、たまというアーチストの真ん中の人のような恰好をしています。

http://www.officek.jp/tama/

さて、多治見と熊谷で国内最高気温の40.9℃が記録されました。山形の記録は気象台での記録です。ただ今から何十年も前の値なので、観測機器の信頼性などを含めるとどうなのか、とも思います。また、忘れてはいけないのは当時も今日も、たまたまアメダスが設置してある点で、国内最高が出ただけで、それ以上の気温が観測されている可能性は充分ありましょう。

また、アメダスの記録が10分値になっていて、より敏感になっているのも一つの考え方だと思います。以前は1時間値で、時報の鳴る時間(毎正時といいます)だけの観測でした。

今日はたまたま「虫取り網」に引っかかっただけだと考えています。

ちなみに、日本国内のアメダスの最低気温は北海道、上川支庁の江丹別で観測されています。-38.1℃です。ウー寒い。写真は江丹別のアメダスです。

 私が執筆した論文は以下で閲覧できますので、是非ご覧下さい。気象庁の見解と一緒です。ただ、解析対象期間が異なるので、論文上では-37.1℃と記載してあります。

http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/society/61-2091.pdf