けん引1種免許の卒検合格2008年01月08日

男はけん引くらい運転できないと・・・と思い、12月1日から教習所に通いました。さすがにこのけん引だけは、教えてもらわないとダメ。

規定は12時間なのですが、1段階で直線バックのコツがつかめず、またバックでどっちに切れるか全く理解できなかったので、4時間もオーバーしてしまいました。規定オーバーは始めてです。すんごい恥ずかしいです。

一緒に検定を受けられたかたは、規定で卒業されており、運転に相当に自信があった私も、結構情けなく感じました。

さて、今後けん引のページを造ろうと思います。

私が苦手なのは右バック。通常簡単らしいのですが、右は見えすぎて、ヘッド部分を戻すタイミングが遅れました。遅れると、いわゆる「伸ばし」の動作が遅れ縁石からヘッドが離れていきます。1種免では別に縁石と荷台の関係がどうでもよく、ヘッドと荷台がまっすぐになっていればいいとのこと。けん引2種は一発でまっすぐにしないといけないんだろうな、と思いました。むしろ、方向変換なので、出る方向に斜めっていたほうが都合がよいのかもしれません。ただし、私はこだわって、ちゃんと荷台と縁石が平行にあるまでがんばりました。

縁石と平行になってないと、ヘッドと荷台が曲がっているかどうかがわかりにくいからです。

今日の検定は、私が苦手とする右バックの1コース!私のために設定されたようなもの。角度をつけて、きっかけをつけた後、ハンドル戻して体を折って行きますが、その次に右バックは右に切らなくてはいけないのにもかかわらず、今日は緊張してなんと左に切ってしまいました!ただし、「アレ?」変なことにすぐに気付いて、ステアを戻します。ただ、何回切ったかわかんなくなったのですが、タイヤを見て、確認。そのまま検定を続けました。

方向変換の前に、今日は縁石からちょっと離れていたみたいです。ベストなポジションにいれられたのですが、後輪の接輪が怖いので、シートベルトをして、1回前に出ました。

その後、踏切を通過した後は緊張もとけて、結構メリハリのある運転にこころがけましたが、緊張して何故か足が震えます。

最後のポールに停止した後、安堵しました。指導員、検定員が踏む補助ブレーキほど怖いモノはありませんから。

何点か聞くのも面倒なので、聞きませんでしたが、合格。

検定員から言われたのは、「(1)バックあのままつづけられたんじゃない?まぁ慎重をきしていたんだろうけど」、「(2)踏切で安全確認していなかった」、「(3)最後の発着点停止の時、もっと左に寄せてもいいな」とのことでした。

(2)の踏切は、指導員のかたは今まで特に何も言っていませんでしたが、右左見るべきだったと思います。(3)検定員がけん引車持ってきた時、すんごい左に寄せていたので、あんだけやればよかったなと思います。ただ、鈍角左折れのところで、左に寄せるのって、結構難しくて、最後に折れたままになるかもしれないので、離れたままにしていました。発着点に到着したときに、体が折れていないほうがよいのは確かです。

あえて言うと、次の人のために、椅子を一番後ろにするのを忘れました。

とりあえず、これでキャンピングカー、トレーラー(フル・セミ)、空港のLD3のアルミカーゴなんかを引っ張る、トラクタは運転できるようになりました。ただ、飛行機を押すトーイングトラクタは、大特が必要なので、もうちょっと訓練が必要です。

直線バックが難しくて、ちょっと暗くなってしまったときがありましたが、けん引の教習は面白かったです。余裕有るので、教官とちょっと世間話もできます。

たぶんこれで普通車乗ったら、1発で縦列も車庫入れも入ると思います。前進だけは普通免許さえ持っていれば、教習所でどんな大型でもけん引でもできると思います。ただ、エアブレーキの扱いとバックだけは、訓練が必要でしょう。したがって、運転がうまいかどうかは、バックでわかると思います。

私の周りで大型1種を持っているのは、中学のときに通っていた塾の先生(シビリアンを運転)、後輩の消防士(ポンプ車を運転)、よくいく宿のご主人(コースターを運転)、そして義父がいて、結構います。ただ、けん引の話はとった人じゃないとわからなくて寂しいです。周囲では義父だけなので、今度盛り上がりたいと思います。

免許自体は、もう少し先に試験場に行って交付してもらおうと思います。

写真は、今回のために何十年ぶりに買ったミニカーです。けん引の人は、模型造ったり、いろいろやっているみたいです。日野のプロフィアです。