ちょっとインドへ行ってきました。2011年12月29日

香港経由でインドのデリーまで行ってきました。往復で1万3千キロ。

世界遺産のタージマハルへも。朝晩は寒いですが、昼は長袖一枚で過ごせます。おなかこわすかな~と思いましたが、今のところ、体調に全く変化はありません。いつもどおりです。

デリーのインディラガンジー国際空港 出国セキュリティーで、私の前で荷物を全部開けて調べられていた人がいました。「あれ~どこの方だろう?」と思い、パスポートをチラ見しましたらイラク人でした。デリーからイラクに帰るのにたくさんのおみやげを買ってバッグに入れていましたが、審査官が厳しくちょっとかわいそうでした。

インド人、心は温かかったです。英語通じるのも楽でよいです。ヒンディー語のアナウンスのやらわかさも独特で心地よいです。

また、蛇口から出る水で歯磨きができること、街にゴミ捨ててないこと。日本ってきれいな国だ、というのを改めて認識しました。

旅行記、近日中にアップします。

インド/デリー・アグラ旅行記(2011年12月)2011年12月29日



行く前:今年の冬はどこへ行こうか?渡航検討先→チュニジア(政変)、アメリカ(サーチャージ高すぎ)、香港(いつも行っている)、インド(??)→話し合って腹痛覚悟でインドに決定。

首都高の朝


事前準備=ビザが必要。HISさんに代行。ビザ申請書、書くところが多い。ここ10年で行った国を全部書かされます。私は数えたら22カ国あったので、全部書きます。家内の親の名前まで書かなくてはいけません。これは書き忘れたので、久しぶりに電車に乗って西新宿まで行って書き足してきました。

【出発日】2011年12月25日日曜日 

幕張PA


朝4:20起床。昨晩は準備で零時に就寝。朝は2℃で寒いし真っ暗。5時15分にエンジン始動、高井戸から首都高へ。代々木PAで缶コーヒーを購入。缶はどうしてこんなに後味が悪いのでしょうか。箱崎、湾岸で成田空港へ。6時にちょうどディズニーランドを通過。朝があけてきます。湾岸幕張PAでトイレ休憩。成田に近くなると車の外気温計が-3℃を示します。今朝は、一切渋滞がありません。ストレスなく成田まで来れました。

成田チェックイン


6:45に第2ターミナルへ。ここでは検問がありますが、外で立っている係の方が非常に寒そうでした。7時からチェックイン。

成田香港


既にwebチェックインしてきたので、優先レーンで並び、どの乗客よりも一番最初に荷物を預けられました。免税品屋で、あまり聞き慣れない中国語を店員さんが話していたので、「今のってプートンホワ(普通話=北京語)じゃないですよね?」と訊いたら「そうです、上海語で話していました!よくわかりましたね。」とのこと。彼女は中国系のお客さんに広東語か上海語で話しかけて、反応ないお客さんには共通語としての北京語を話すとのこと。帰化したかたのようです。いろんな言葉話せるんですね。

フライト情報は別に記載します。成田-香港便:9:15発のCX509。777-300(機体番号B-HNE)。

潮州飯店


香港での乗り換え:約4時間の時間があります。潮州料理屋に行ってチャーハンと私がよくつくるチャークイティオのような炒め麺を食べます。次のCX659便は1番ゲートから出ます。椅子で寝転がって寝てしまいます。出発直前に、ミネラルウォーターを購入。その際、北京語で話されてわからなかったのですが、英語で聞き直したら「どこへの便?」とのことで「デリー、インドの!」って答えました。「アメリカ行きの便だと水買って持って搭乗できないのヨ!」とお店の人は言っていました。

香港デリー


香港-デリー:17:05発CX659はエアバス330-300(機体番号B-ABE)。

インド、日本から近いです!着陸直前に、パーサーとCAが、エアコンダクトに向かって両手でスプレーをしていました。消毒用?殺虫用?。入国管理で45分程度かかります。係員も少々のんびり。私の審査官は「インド初めて?」「観光かい?」と訊いてきますので、2つともうなずきました。かなり時間がかかり、荷物が我々のものだけに。出口を出て、ガイドのアマンさんと出会います。この街は独特の臭いがします。日産のティーダによく似ているTata製のコンパクトカーIndigoでホテルまで連れて行ってもらいます。

デリー空港


ホテル:★★★★ ヒルトン ジャナクプリ チェックインして709号室へ。40分待っても荷物が来ないので、フロントへ電話。それでもまだダメなので、廊下を歩いている係の方へ、それでもダメで1Fまで直談判しに行きました。予測していたとおり、そのままおきっぱに。ボーイさんに「何、忘れてたの?」と詰問したら、「えへへー」みたいな回答。インドの国柄の影響なのか、相互連絡ができていない様子。想定内なので特に立腹もしません。冷蔵庫はミニバーになっておらず、またコンビニもなさそうなので、冷蔵庫にあったコーラを一本飲んですぐに寝ました。歯磨きは、全てミネラルウォーターでおこないました。

ヒルトン ジャナクプリ デリー ホテル


【2日目デリー半日観光】
起床と朝食:ほぼ仕事の時間(当然インド時間)に起床。1Fのレストランで朝食。生野菜やフルーツは食べることができないので、色々と制約があります。コーヒーもどうかな?と思いましたが、とりあえず飲んでみます。

コトゥブ・ミナール


純度99%の鉄棒


フマユーン廟


10時にアマンさんがやってきて、デリー観光に連れて行ってもらいます。行ったところ。コトゥブミナール、インド門、フマユーン廟。コトゥブミナールは昔飛行機がぶつかって上のほうは欠けたらしいです。まるで台北の圓山大飯店みたいですね。純度99%の鉄でできた棒も。観光地の詳しいことは、他の人のホムペを見てください。

インド門


大統領が執務する建物


最後に大統領官邸。近くに日本の国旗が。調べてみたら、明日野田首相が来印するようです。また、インドの国旗が揚がっているので、大統領が執務中とのことでした。

デリー市内でのんびり歩く牛さん


牛さん2


ホテルで:戻って1Fのロビーで、ケーキを頼みます。ケーキ来ないんで、「すごいくるの楽しみにしているんです!」と英語で言ったら、「A FEW SECONDS!」と。そば屋の出前みたいで、お互い大笑いしてしまいました。「遅くてごめんなさい」と言われ、アイスをサービスしてくれました。夜はインド・レストランで食べます。メニュー見てもよくわからないので「おすすめあります?」と訊いて、それをチョイス。おいしかったです。風呂はバスタブのないタイプ。水の出は悪いほう。

タンドリー チキン @インドレストランで


【3日目 アグラ観光】
朝6時からアグラ日帰り観光です。アグラには世界遺産のタージマハルがあります。ここへはどうしても行きたい。東京ではこのオプション観光、もう満席で予約できませんとのこと。でも現地へ行けばどうにかなることは知っていたので、そのまま気にせず出発。案の定、ガイドさんが「2日目、3日目フリーですけどどうしますか?」とのことでインドで予約したらOKとのこと。

ドライブインにいた中国人民解放軍の幹部兵士


アグラまで


6時のデリー、4℃くらいで寒いです。昨日は2.9℃まで下がったようで、地元のINDIAN TIMESによればここ10年くらいでもっとも寒いとのこと。道中は往路4時間半。途中、外国人向けドライブインに寄ります。中には、視察中の中国人民解放軍の幹部兵士がいました。久々に中国人を見て安心します。やはり鍛えているようで身体も大きい。トイレは10ルピーくらい適当に払います。霧で視界が悪く、電車は遅れるそうです。

オートリキシャが行き交うアグラ


途中、どんどん田舎になり、英語表記も少なくなってきます。高速道路は、確かに高速ですが、次の乗り物?が走っています。遅い順に、豚さん、野良犬さん、牛さん、歩く人、自転車、馬車、ロバさん、ラクダさん、ヤギさん、バイク、リキシャ(人力のやつ)、オートリキシャ、トラック、インド車、ドイツ車と様々な速度のものが走っています。2車線で左側がリキシャやバイク、右車線が自動車。速度の速い車は、左側のリキシャがいないスペースで基本的に左抜かし。たまに逆走車も。ちなみに、クラクションは「自分ここにいるよー」という合図。ミラーがとれている車、たくさん見ましたが、インドではおそらくクラクションが鳴らないと運転できないと思います。またライトは基本的に常時ハイビームです。対向車のまぶしさに慣れました。

アグラに到着したのは、10時半ころ。街のなかは、もっとすごくて、交通ルールめちゃくちゃです。

アグラ城の入り口 野生のサルがいます


最初にアグラ城。

ここから右方面にタージマハルが見える


アグラ城のリスさん


アグラ城のサルさん


いよいよタージマハルです。チケットオフィスから1km、電気自動車で行きます。セキュリティーを受けますが、食べ物を持っていると捨てなくてはいけないようです。右折すると廟が見えます。感動しました。

タージマハル


アマンさんの説明を受け、手洗いに行き廟内へ。外国人は左側から靴カバーをして入ります。内部は撮影禁止ですが、墓が2つきちんとありました。内部への出入り口が非常に狭く、インド人同士でけんかしていました。

タージマハルの反対側


昼食:観光終わって13時になったので、昼食。タージマハルレストランという外国人専用のレストランへ。アメリカ人、日本人が多い。ナイフ、フォークは持参した除菌ウェットティッシューでふきます。ビールはキングフィッシャー。とりあえず全部食べますが、ナンはあえてナイフとフォークで食べます。

アグラにあるタージマハル レストラン(外国人用)


アグラ昼食


14時にアグラ出発。帰りは、デリー市内で渋滞。6時間もかかりました。車のなかでじっとしながら、車種や外の観察して楽しめるかがどうかがこの旅の醍醐味だと思います。体力+辛抱が必要。ホテル着は、20時すぎ。冷蔵庫のビールを1缶のんで、フロントに電話して20:45からZUNという中華レストランに予約。最初、「すいているな~」と思いましたが、なんと9時頃に満席になりました。ここのレストラン、すごいおいしかったです。入り口で「ウェルカム MR.シーバ!」と言われました。シーバはインドでは神様の名前ですので、覚えてもらえやすい。柴犬かな?ベッドでごろ寝したら1時で、シャワーを浴びて就寝。

ヒルトンジャナクプリにある中華料理のZUN


【4日目 最終日】
 家内がおなかの調子が悪い(腹痛と気持ち悪い)とのこと。私は全然平気。家内と食べ物が違うのは、昨晩ビールを飲んだかワインを飲んだか。珍しく私がインドワインの赤と白を飲みました。また就寝前に香港で買った水を家内は飲みました。私は、アクアフィーネというインド製の水を飲みました。その違いです。

ヒルトンジャナクプリの朝食


 ということで、朝食は私は食べますが、家内はマフィンだけ。このままホテルで静養することに。ホテルのチェックアウトは12時。出発は6時でかなり時間があります。思い切ってレイトチェックアウトをお願いしました。アプロキシメトリー122ダラーズといわれます。レートが決済時で決まるからアプロキシメートリーなんですね。

18時ぎりぎりにチェックアウトしてピックアップ。そして渋滞のなかやく1時間かかってインディラガンジー国際空港へ。入り口でセキュリティーチェックがあり、係員に「AKIRA!」と言われます。

金正日葬儀


デリー ジャナクプリ 街のようす


ヒルトンジャナクプリ709号室の窓から


インディラガンジー空港内のマック


キャセイのチェックインカウンター、誰も並んでいません。チェックイン後、出国カード書きがあります。我々文字が書けないと思ったのか、キャセイの女性係員が書いてくれました。ただしテキトー。ホテル名のJANAKUPURIも「JANA PURI」になっていて、出国審査官の女性が「クが抜けてるネ」と言って書き直してくれました。

無事出国。第3テーミナルは去年できたようで、非常にきれい。マックでチキンバーガーを食べます。コーラに氷が入っていたので、飲まず。そのかし、キングフィッシャーのゴールドを。ここでやっと水道水で歯磨き。

【5日目 帰国日】
帰りは、夜22時すぎ発のCX648で香港まで。朝5時半に香港について、3時間で乗り換え、9:05発のCX508で東京へ。14:12に成田にランディング、

香港 チェクラプコク空港での朝日


成田へ到着 14:12


15:00に車で出発、酒々井PAと辰巳第二PAでトイレ休憩。湾岸、首都高箱崎経由で高井戸まで、ヨドバシカメラ吉祥寺店で買い物して、17:30に自宅到着。腹痛で車運転できないのかと思いましたが、全然平気でした。車の時は、ここまで体調を整えておかなければなりません。

インド、意外におもしろかったです。
帰路の首都高神田橋付近


辰巳第二PA