アメダス留辺蘂で氷点下2.0℃まで下がりました。2011年06月01日

今日の東京はひんやりした一日でした。成蹊気象観測所での日最低気温は12.0℃。日最高気温は17.8℃です。

参考にアメダス練馬の、日最低気温低いほうから並べてみますと、

10.7(1989/6/12) 11.6(1989/6/9) 11.7(1989/6/10) 11.8(1989/6/11) 12.0(2008/6/1)

上記のようになっていて、多摩地区で12℃というのはかなり低いレコードとなります。今日は汗を全くかきませんでした。

さて、道新を見ると以下の記事がありました。
「道内もひんやり 北見など氷点下に(06/01 16:00)」

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/296373.html

留辺蘂で6月の観測史上最低を記録したようです。私が11年前に日本農業気象学会の学会誌「農業気象」に載せた論文には、北海道の6月のミニマムレコードは、1985年6月15日に、川湯で-3.7℃ですので、「まだまだ」、という感じはします。

http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=agrmet1943&cdvol=56&noissue=2&startpage=111&lang=ja&from=jnlabstract

6月では道内の42%のアメダス地点で、氷点以下になっていることを指摘しました。総観場としては、サハリンに高気圧がある、ということです。これも私が「農業気象」に書いた結果と同じです。

農業気象は、参考文献のところを英語で書く、という投稿規定がありました。一生懸命、英訳した記憶があります。もう11年も前なんですね。