トヨタ コースター運転記(運転感覚編)2013年03月22日

念願だった「トヨタコースター 29人乗り ディーゼル」を運転する機会を得ました。中型か大型を取っていれば、すぐに慣れますよ!ミラーで脚が見えるので、普通車よりも運転しやすいかも。

http://www.geocities.jp/tokyoctrl/profile/shoukai.htm

http://chibaakira.asablo.jp/blog/2013/03/23/6756470  運転席の写真など。

初めて運転した瞬間は、2tロング的な印象を受けます。ブレーキは、フルードタイプで乗用車と同じ踏み具合。

エンジンは、なかなかパワフル。アクセル踏み込むと「キュイーン」というターボチャージャーの音がします。アイドルのときは、カラカラ音はしませんが、踏み込むとシリンダーの動作がイメージできるほどカラカラ音がします。アイポジションが高いので、速度計を見ると、意外に出ているので驚き。ワンボックスの感覚よりも20kmほど多め。

サイドブレーキが右側にあって、違和感あり。シフトをDレンジにして発進しようとしても、進まないので「なんでだろう?」と思ったら、サイドを解除していなかった、ということが2度ありました。

ステア径は太い。操舵もやや重めで、ダルい感じ。この個体のステアは、直進時にちょっとだけ右にズレていました。高速でかなり強い横風(吹流し斜め)でしたが、ノアほどはふらつきません。おそらくロングホーイールベースで安定しているからでしょう。

何回転でフルステアなんでしょうか?テストし忘れました。普通車は1回転と40分、けん引のヘッドは2回転と10分。

左折時は、普通車よりも頭を気持ち出してから、おもむろにステア切ってやれば曲がれます。

リアオーバーハング。左ギリ寄せして、発進時にフルステア切ったりしない限り、それほど気にする必要はないでしょう。

最小回転半径はプリウスと同じで、意外に切れます。隘路でもミラーを見ながら切っていけば、大丈夫です。

排気ブレーキは、左手のワイパースイッチを手前に倒します。ただし、それほどかかりません。入れっぱでもしつこくありません。むしろDから一つだけシフトダウンするとそこそこエンブレがかかります。

350km走行しましたが、DPFのウォーニングは出ませんでした。高速だからでしょう。

ルームミラーは、内側を動かすタイプ。外側はまったく動きません。運転したのは、観音開きリアゲートがあるもので、真ん中のバーのところに後続車が隠れてしまうこともあります。リアゲートは、パッキンが悪いのか若干閉まりが悪かった。

ヘッドランプは、フォグも常用にすると白線がはっきり見えます。

左サイドミラーが意外に張り出していて、右折のステア戻しのときに、電柱なんかに当てないように気をつけました。左折時は女性の声で「左に曲がります」と言います。右折時はなりません。

ドアは自動で、外側張り出し大型バスタイプ。30cmくらい出るので、左ギリ寄せしないことが大切です。

四灯の赤三角スイッチの押し具合が深く、「ありがとう」の1回だけ点滅させるときに、切れなくて2回点滅させてしまうことも。

運転席の窓が開けにくい。右流入時の手出し合図、そして踏切通過時にややまごつきます。

燃費は354km走って53リッター。6.67km/ℓと出ました。

とにかく、運転は楽しい。お客さんも7人乗せていますので、ブレーキングなども注意し、Gがかからないように。全員、眠ってくれて、うれしいです。「私も眠くなるかな?」と思いましたが、楽しくて、全く眠気ありません!

とにかく、やわらかいブレーキ、ハンドリングでGをかけずに運転することに専念しました!